こころ、動く

元雑誌編集者が心動いたことをまとめます

ライターとして働きたい!デビューしたい人に教える媒体への売り込み方

あなたが今から、プロのライターになる方法 ~ド素人でも大丈夫!書いて稼ぐための入門書~

こんにちは、自分工房です。

ライターになりたいと思っている方にライターになる方法についてよく質問を受けるので、今回は

「ライターになる方法」について、私が思うところをまとめてみました。

こうすれば、絶対になれる!というわけではないのですが、紙媒体や広告代理店にいた頃、自分が実践していたクリエイターさんの選び方をもとに執筆してみました。

興味のある方は、参考にしていただければと思います。

ただし、ライターデビューをしたいという方のために書いたものですので、初歩の初歩についてまとめています。

ライターになりたいなら、アクションを起こそう!

ライターになりたいと思っている方に伺います。

どんなライターになりたいですか?

  • 雑誌などメディアに就職して執筆活動を行う専業ライター
  • 自宅で専業主婦などをしながら、空き時間で書く兼業ライター
  • 会社員として働きながら、副業として書く副業ライター

将来的にフリーでやっていきたい方もいらっしゃるでしょうが、ライター業界の仕事はかなり安いので、しっかりと安定できてから独立されることをオススメします。

でも、まずは足がかりが大切ですよね。

どうやって、ライターになったらいいか。

知りたい方に、基本的な2つの方法をお知らせします。

1.媒体社にフリーランスライターとして売り込む

ある程度ライターとは違う畑で社会人経験がある方なら、自分の専門性を活かしたライティング能力を売り込むのも一つの手です。

(もちろん、コネクションがあればそれを利用する手はありません。)

媒体社がよく言うことは、「いいライターってなかなかいないんだよね。」です。

大体、仕事のできるライターさんを見つけると、キープしたいと思う媒体も多いようです。

新しいライターさんに仕事を頼んで冒険するよりも確実な成果が期待できるので。

でも、そこに滑り込みたいですよね?

新しくライターデビューするなら、自分を売り込むことが大切です。

 

どんなテーマが書けますか?

どんなテーマでも書けます」という方がなかにはいらっしゃいます。

しかし、媒体社に対して売り込みをするなら、実績がある場合は別ですがこの手の方は嫌われます。

専門性があるほうが仕事も頼みやすいです。

その仕事を足掛かりに別の仕事をお願いしやすいからです。

オールマイティーであること」は、本当のところ大変貴重なのですが…、

売り込みの際は必ず専門分野を用意してください。

 

なにが書きたいですか?


Writing is My Hobby / Charles Jeffrey Danoff

 

ご自身の専門分野の媒体社をまず探してみましょう。

そして、ライターを募集しているかどうかチェックしてみてください。

もしも、募集がかかっているようなら、応募したいですね。

と、その前に。

もしも、あなたがライターの卵で、これまでのワークページをお持ちでなければ…、

どうやってあなたのライターとしての力を伝えますか?

私がおすすめするのは次の2つです。

  1. その媒体で実際にやってみたい企画を出す
  2. デモ記事を書いてみる

企画書を準備して売り込みます。

あなたは、売り込めるような企画の準備ができていますか?

 

採用をされたいなら、相手に冒険させないこと

最近は、メールによるコンタクトが多いので、

メールの文面でどれだけ気を留めてもらうかが大切ですよね。

でも、よく考えてみてください。相手には、あなたのことがわかりません。

ライターとしての力量も、人となりもです。

媒体社の採用ページに、筆記制限が設けられている場合は別ですが、

必要事項を書いただけなら、将来性のあるライターかどうか判断のしようがないですよね。

ライター募集というページをPV確保のために常時開いたままという媒体もいくつか知っています。

「ライターが不足して募集をかけているわけではないけれど、いい人がいたら頼みたい。」

媒体側のそんな心理を、知っていたら、あなたならどんな風にPRしますか?

 

企画を送ろう


Writing my monthly articles / the Italian voice

 

 

企画書を読めばライターの人となりや

その媒体でなぜ書きたいのか、という意欲がに伝わってきます。

実際に取り上げたいテーマがあれば、媒体社からのコンタクト率は上がると思いませんか?

そして、媒体社側の心理を考えてみましょう。

企画書まで送ってこられたら、どうでしょう。

応募者の本気度も伝わってきます。

どんな仕事を任せるか想像をすることも可能です。

そして、企画書を見たら、相手の媒体リサーチ力もチェックできます。

媒体をしっかり研究していなければ、なかなか企画を起こせないからです。

本気で応募してきていることが伝わると、相手もそれに応えてくれる確率は上がると思いませんか?

 

過去の成果

過去にどちらかの媒体で書いていらしたなら、それを見せた方が良いと思います。

そうすれば、採用側も自分の媒体でどんな記事を書いてもらえそうか、想像しやすいからです。

でも、そんな媒体を持っていないという方は、ご自分のブログメディアでデモ記事を書いてみてもいいのではないでしょうか?

 

2.編集職・ライティング職の募集を受けてみる

年齢的にもお若いなら(第二新卒程度)、媒体社の入社試験を受けるのが最短の近道です。

媒体社に入社し、社員として仕事をすれば経済的にも安定しますし、何よりフリーでは出会えない関係各社との接点もできるのです。

この業界では、人脈はとても重要です。

1.今までどこでどんな仕事をしてきたか

2.誰が太鼓判を押す人物か

この二点が、初めて仕事を依頼する際に注目されます。

ですので、社員として関係者とのパイプを作っておくと、フリーとして独立しようと思った時にも仕事を引き受けやすくなります。

媒体社というと、いろんなマスメディアを思い浮かべると思います。

  • 出版社
  • 編集プロダクション
  • WEBメディア など

これについては、求人を探してみれば出てくると思うので、特筆しません。

他にも触れたいことはありますが、取り急ぎまとめてみました。

30分程度で書いた記事なので、抜けがあったらご質問・ご指摘お願いいたします。

 こちらの記事もお勧めです。

 

【クレームの出ない取材術の基礎】3000人以上を取材した現役ライターの取材術第1弾 - 元雑誌編集者ですがブログ研究はじめました

 

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